硫黄島からの手紙 再放送|金曜ロードショー|あらすじ・ネタバレ [土曜プレミアム]

硫黄島からの手紙 再放送|金曜ロードショー
8月12日 21:00~23:24

戦後66年。暑い夏が今年もやってきた。「硫黄島からの手紙」は、太平洋戦争中、アメリカ軍が最も苦戦した戦闘のひとつに挙げられる硫黄島戦を日米双方の視点から描いた「硫黄島2部作」の日本編。
クリント・イーストウッドが、日本軍の苛烈な戦いぶりを渡辺謙、二宮和也ら日本人キャスト&ほぼ全編日本語で描ききった全日本人必見の意欲作である。

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2006年、硫黄島。

地中から数百通もの手紙が発見される。

それはかつてこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。

戦況が悪化の一途を辿る1944年6月。

陸軍中将・栗林忠道(渡辺謙)が指揮官として硫黄島にあらわれた。

アメリカ留学の経験を持つ栗林の、常識に捉われないやり方には古参の将校たちからの反発を呼ぶ。

栗林の防衛戦略は、島中にトンネルを張り巡らし、地下要塞を作り上げるというものだった。

1945年2月19日

アメリカ軍が上陸する。

戦いは36日間にも及ぶ激戦となった。

徐々に退却を強いられていく日本軍。

玉砕を求める部下に、栗林は最後まで戦いぬけと命令する。

妻子を国に残してきたパン職人の西郷(二宮和也)は、憲兵隊のスパイかと疑っていた清水(加瀬亮)と共に、自決を命じる上官の元から逃げ出す。

実は清水は本国で問題を起こして憲兵隊を追放された男だった。

やがて二人は軍人らしく玉砕を貫こうとする伊藤中尉(中村獅童)に出会い、処刑されそうになる。

それを助けたのは他ならぬ栗林であった。だがしかし、やがて脱走した清水はアメリカ兵に殺されてしまう。

状況は切迫し、伊藤を中心とした栗林に反発する者たちが勝手な行動を取り始める。

そんな中、西中佐(伊原剛志)も命を落としていく。

進退窮まった栗林は、ついにアメリカ軍に最終攻撃をかけた。

撃たれ、倒れていく兵士たち・・・激戦の中、栗林も瀕死の重傷を負う。

そんな栗林のもとに西郷がやってきた。

自分が死んだら埋めてくれと言い残し、自決する栗林。

その遺体を埋めた西郷のまわりをアメリカ兵が取り囲む。

そのうちのひとりが栗林の拳銃をベルトに挟んでいるのを見た瞬間、西郷は突然狂ったようにシャベルを振り回し始めた。

アメリカ兵に取り押さえられる西郷

激戦の数少ない生き残りとして担架に乗せられた西郷が見たのは硫黄島の海に沈む赤い夕陽だった。


<キャスト>
栗林忠道中将:渡辺謙
西郷:二宮和也
バロン西 :伊原剛志
清水 :加瀬亮
伊藤中尉 :中村獅童
花子 :裕木奈江



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